【黒子のバスケ】 囚われ王女と獣の城 【裏夢R18】
第16章 逆襲
〜赤司side〜
赤司「おそらくまだ遠くには行っていない…まだ間に合うか」
僕は自分の意思を取り戻し彼女を取り返す方法を考えた。 するとそこに息を切らしながら高尾がやってきた。
高尾「赤司!姫さんを乗せた灰崎とやらの馬は恐らく隣の秀徳方面に行ったぜ。」
やはり秀徳か…花宮の読みは当たっていたようだな…秀徳なら今日中に着くか。
赤司「テツヤ、馬を用意しろ」
黒子「!赤司君が行くんですか…?」
テツヤはひどく驚いている。
赤司「当たり前だ、#NAME1#は僕が必ず取り返す。」
黒子「でも貴方が城を空けたら」
赤司「大丈夫だ、城には大輝に残ってもらう。それにみんなを信じているからな、城は任せた。とそう伝えろ高尾。」
高尾「えっ俺!?あ…わかったぜ!」
#NAME1#があいつに触れられていると思うと怒りが込み上げる。必ず…取り戻す……
行く支度をしようとすると黒子に引き止められた。
黒子「赤司君、僕も連れていってください。僕は姫の騎士でありながら守ることができていない。…僕も一緒に戦います。」
「好きにするといい」
テツヤをあまり連れて行きたくはないが状況が状況だ…仕方がなく了承をした。そうして城を後にした。
待っていろ#NAME1#、直ぐに行く。