【黒子のバスケ】 囚われ王女と獣の城 【裏夢R18】
第14章 証明
〜赤司side〜
#NAME1#が眠った後も、俺は彼女を見つめていた。
赤司「…貴方は誰…か……」
無理もない、俺はさっきまでの俺とはまた違った存在だからな…
#NAME1#も薄々気づいているのかいないのか…というところか。
俺は眠った#NAME1#の髪を少し取り口付けた。
赤司「やはり、お前を帰したくない…どうするべきか。」
海常王国…周りは海に囲まれて攻め入るのが一番難しいと言われている国だ。それに別名鉄壁の国ともいわれていて情報が滅多に入ってこない。
いつかは落とすことを考えていたこともあった。
だが今は違う…
#NAME1#と海常どちらを取るかと言われればもちろん#NAME1#を取る。
それほど彼女に恋い焦がれている…
赤司「#NAME1#…」
俺ならば「アイツ」と違って彼女を大切にする…だがこんなに乱れた彼女を見られたのは「アイツ」のおかげではあるな…
俺は眠った彼女に脱がせたワンピースを着せた。
そして…
赤司「…んっ」
#NAME1#の唇に触れるだけのキスを落とした。
貴女「……」
無防備に眠っている彼女を見る。それだけで俺の心は満たされる…
いつか…#NAME1#が俺だけの姫になればどんなに幸せだろうか…
だが、まだそれは叶わない…
赤司「フッ、こんなことになるのなら…誘拐なんてしなければよかったな」
俺は眠った彼女をそっと抱き上げ部屋を後にした。
in#NAME1#の部屋
連れてきた#NAME1#をベッドに寝かせた。
赤司「…#NAME1#、愛してる。」
俺はもう一度彼女に口付けた。
赤司「…海常と話をつけるよ、お前を手放したりはしない。必ず…」
俺は真夜中、そう決断をし自室へ戻った。