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キミとボク【気象系BL】

第72章 実りの秋



「あっん…」

翔くんのナカから指をゆっくり抜く。

そして膝の裏に腕を入れて足を抱え、入り口に俺の中心をあてがった。

翔くんの表情が期待するようにキラキラしていて…

「翔くん、可愛すぎ」

「えっ、あっ…」

俺も嬉しくなって、翔くんのナカに少しずつ中心を押し入れていった。

翔くんの暖かな粘膜に包まれる俺の中心。

「久しぶり…だな」

「う、ん…」

俺たちは付き合ってから1年だけど、身体を重ねたのは数える程度かもしれない。


俺も翔くんも一人暮らし。

だけど家事がちょっと苦手な翔くんを心配し、お母さんがしょっちゅう様子を見に来るらしく…

仕事帰りに一度、翔くんちの玄関先で鉢合わせになった時は本当にびっくりした。

それ以来、翔くんちで会うのは控えるようになって…。

俺んちで会うのは週1くらい。

翌日の仕事の都合によっては、身体を重ねないで過ごすこともある。

それでも翔くんといられれば、俺の気持ちは満たされるんだ。


二人きりで旅行するのは、今日が初めて。

いつもと違う空間で過ごしているからなのかな…なんとなく翔くんが積極的な気がするのは。

「智くん…?もっと激しく動いてもいいよ…」

「体……きつくならない?」

「大丈夫だから…キテ」

翔くんが催促するように、俺の腰に足を絡めてきた。

「翔くん…」

俺は一旦ギリギリまで引き抜き、一気に突き上げた。

「んぁっ…さと、く…もっと…」

「んっ、しょぉ…んっはぁ…」

ゆっくり腰を進めると、翔くんのナカが俺の形に広がるのを感じた。






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