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銀魂/小説置き場。

第2章 短篇~中篇くらいのもの/本編パロ


山崎オチ。

私の彼氏は、驚くほど「地味」だ。
名前は「山崎退」。
屯所では密偵捜査や監察をしている。
土方や、沖田といった人たちではなく、何故彼を選んだのか、と訊かれたら私は即座に答えるだろう。

「地味だから。」と。

「雪乃さん、お早う御座います。」
そういって山崎が部屋をノックして入ってくる。前は「お嬢」と呼んでいたのに今は名前で呼んでいる。
「お早う…お休みなs「いやいやいや!!なんで起こしに着たのにまた寝るんですか!!」眠いから…あと、寒い。」
そういって、私は布団に戻る。山崎は、
「…雪乃さん、僕じゃやっぱり不満ですか?」
と少し悲しそうに言った。
「僕みたいな地味な奴、やっぱり嫌ですか?沖田隊長や、副庁みたいな人のほうが…雪乃さんには似合って…」
と言いかけた山崎を私は抱きしめる。
「そんなわけ無い。私は退さんの地味なところが好きだから付き合ったの。だから……他の人が良いなんて言わないで。」
という。すると山崎も抱きしめ返し、
「有難う、御座います。」
といった。
「お二人さーん、朝からイチャイチャするの、やめてくだせぇ?」
後ろから声が聞こえ、見ると沖田がバズーカを構えて、真っ黒な笑みで立っていた。
その後のことは、言うまでも無い。
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