• テキストサイズ

私の好きと貴方の好き

第1章 EPISODE0 *ここから始まる


社「結果は…」


私は息を飲んだ
隣を見ると梶さんも息を飲んでいた


社「結果は…2人とも合格だ」
「「え?」」


私と梶さんは目を合わせた
一瞬状況が掴めない
でもだんだん理解してきて喜びがこみ上げてきた


貴「や、やったー!マネージャー!私合格しましたよ!」
マネ「良かったわね!」


マネージャーも喜んでくれているようだ
梶さんの方を見るとまだ固まっていた


貴「梶さん?どうしたんですか?」
梶「あ、いや…俺この作品すっごい好きだったから…驚いちゃって…」
貴「そうなんですか!実は私も大好きで…でも合格したんですよ!しかも主人公ですよ!」
梶「島田さんもなの?!…そっか…俺…合格したんだ…!すっごく嬉しい!」


梶さんは満面の笑みを浮かべた

そして私はあ、と思い社長に聞いた


貴「私たち合格したから呼ばれたんですか?」
社「そうだよ。他の人はマネージャーから聞くはずだよ」


社長は優しく答えてくれた

あ、じゃあゆうさんは落ちちゃったんだ…当たり前なんだけどなんだか申し訳ないな…


梶「どうしたの?」
貴「あ、なんでもないです」


私は梶さんに返事をすると社長が言った


社「とりあえず打ち合わせとかはまた後日各マネージャーから聞いてね。今日はもう帰ってくれて大丈夫だよ」
梶「分かりました。お疲れ様でした」
貴「お疲れ様でした」


私たちがペコリと頭を下げるとお疲れと社長が言った
私たちは社長室を後にした
/ 32ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp