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私の好きと貴方の好き

第1章 EPISODE0 *ここから始まる


貴「…それじゃあ私はあっちに行ってるからね…」

ここはカインが少し寂しげに言うというシーンで、私的には思っていたように言えた

『はい、ありがとうございました
これでカインの一人のシーンは終わりですので次は相手役のブラインとの掛け合いのシーンをやってもらいます』
貴「はい」
『では少しお待ちください』

掛け合いのシーンの相手役をするのはほかの楽屋で集まっているブラインのオーディションを受けに来ている人とランダムで組んで掛け合いをするのだ
つまり、誰が相手かはお互いにスタジオに入らないと分からない

相手、やりやすい人だったらいいなー

そんなことを考えているとスタジオの扉が開いた
入ってきたのは────
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