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ゆりかご 【黒執事 R18‐G】

第5章 鳥籠













 ここは鳥籠。私に未来は無い。それは、私が選んだことだ。あのまま死ぬよりも、どうやってでも生きたかったのは、私だ。それならば――――――、そう。未来が無いのならば、今を、この瞬間を、貪るようにして生きるしか、無いのだ。セバスチャンに繋がれているのであろう、この心臓が鼓動を止めるその日まで、私は生きる。私は、生きるんだ。

















『第5章 了』
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