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フォンダン・ショコラ【ハイキュー!!】

第6章 マイ・スイートハート ※【赤葦京治 続編】



ぐったり力の抜ける体。
私一人、勝手に果ててしまった。


「いっぱい乱れたね」


「言わないで…」


「エロくて可愛かった」


柔く笑った顔が近づき、何度もキスされる。
今度は、ちゅっ、ちゅっ、と触れるだけの可愛らしいキス。


「んっ、私だけ気持ちよくなっちゃったから。今度は京治さんの番ね?」


「何してくれるの?」


下着を持ち上げている京治さんのものを、指先でちょっとだけ触れてみる。

「舐めても…いい?」

「…無理しなくていいよ」

「無理じゃない。京治さんの感じてる顔、見たいもん…」

「汐里はSっ気もあるの?」

起き上がる私を引き寄せ、からかうみたいに瞳を覗く。

「そんなこと…たぶん、ない…。けど、気持ちよくなって欲しいから…」

「はぁ…、嬉しいこと言い過ぎ」

「触る…ね?」

「ん…」

下着越しの膨らんだ場所をユラユラ撫でて、一度だけ京治さんの顔を確かめる。
小さく息をついたような気がするけれど、構わず布に指を掛け、そっと引き下げた。





京治さんはいつも優しくて、落ち着いていて、声を荒らげることなんかもなくて、時にユーモアもあって。
要は、紳士的な人。
ハッキリとした言い方をすると、エッチな印象なんてほとんどない人。

だからこそ、さっきから見せる "男の顔" には翻弄されっぱなし。
今私の目の前に勃ち上がる大きなソレは、もう極め付け。
普段とのギャップと、私だけに見せてくれる京治さんのイヤラシイ一面。


堪らなく嬉しくて、正直に言ってしまえば…


堪らなく、興奮する。




手を添えて緩く擦ったあと、体を伏せ舌を這わせた。
何度か往復させ、パクッと咥える。
根元まで全部は無理だけど、できるだけ口の中にいっぱい。
唾液を絡ませながら愛撫してみれば、上からため息混じりの声がこぼれ落ちた。


「…っ、はぁ、汐里…」


「ん…」


「すっげ、エロ…」


大丈夫…?
気持ちよくなってくれてるのかな…?

浅く咥え直して先端を舐め目線を上げると、眉根を寄せた京治さんが見えた。


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