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フォンダン・ショコラ【ハイキュー!!】

第2章 この腕の中の君 ※【黒尾鉄朗 続編】



「もっと俺の名前、呼んで」

「はぁっ…、てっちゃんっ…」

「俺の名前、"てっちゃん" じゃねぇよ?」

「…っ、てつろ、くんっ…!ああっ、鉄朗くんっ…鉄、朗、くぅん…!」

「うん。すげぇいい…嬉しい。もう、イッちゃいな」

「んん!…ああぁぁ…!や…あぁ…っ!」


腰を大きく跳ねさせ一瞬呼吸を失った梨央は、次の瞬間。
ダラリと力をなくして、静かに息を繰り返した。




こぼれそうなほど瞳を潤ませて俺を見る顔は、可哀想なくらい真っ赤だ。


「てっちゃん………変態…っ」


「でも興奮したろ?一人でしてる梨央、エロくて最高に可愛いかった」


痛いほど勃ち上がってるそこを、ゆるくしごく。
それから梨央をまた湯舟の中に立たせ、バックで突けるように後ろを向かせた。


「ご褒美。気持ちよくしてやるから」


「……うん…、して…?」


梨央のため、みたいな言い草だけど、完全に俺も限界だ。

今日は何度でも梨央に欲情するし、何度吐き出しても次が欲しくなる。
こんな性欲に体が支配されるみたいな状態。
まるで、思春期のガキだ。


「てっちゃん、はやくぅ…」


「焦んなって。今着けてるから」


思春期みてぇなのは、梨央も同じか?
浴槽の縁に手を着き、ソコを突き出してくる。
手早く準備を整えると、小ぶりの尻を鷲掴んで一気に奥まで貫いた。


「あっ、ああぁぁ…っ!」


「はぁ…っ、やっべ…コレっ…」


ちょっと我慢し過ぎたか?
入れただけで暴発寸前。
耐えろよ、俺…!


「やぁんっ、だめだめっ…!きもちよすぎて、…はぁっあっ…」


躊躇いなく、奥へ奥へ。
肌がぶつかる音と、膝の辺りで湯が跳ねる音。
それが混ざり合い梨央の声も乗っかって、もう聴覚がおかしい。

梨央の声色からは、すぐにイキそうなのがわかる。
こうなったら長く持たせるのは無理だ。
俺だって、とっくに我慢の限界超えてる。



「やっ…も、イッちゃ…ぁ、イッちゃ…うよっ!」



「…っ、おれ…も…っ!」




今度は、さっきみたいに情けないことにはならねぇように。

梨央が声を失い果てるのを体で感じ、最後まで見届けてから……


自分の意思で、全てを吐き出した。


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