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威 風 堂 々【文豪ストレイドッグス】R18

第20章 Garden of Daydream…II


「矢張り間違っていたのか。これでは駄目だ」

「おい、三島」


うん、と何やら一人で勝手に見越したものがあったのか
三島が冷めた瞳で千々になったバージンキラーを見た。



「中也。上橋。
その遺体は部下に運ばせるとして、すぐ帰還して幹部会議だ。」

「は!? オイ、ちょ……っ!
一人判ったような事言っッてんなって……!」





話は後だよといった調子で、先を歩いて車に乗った三島を

慌てて追いかける菜穂子。




「ッたく……これだから幹部なンてのは……!」



取り残された中也も、すぐに別車両へと急いだ。
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