第2章 あとがき
作品を読んでいただきありがとうございます。
今回初めて企画を主催しました。
以前バトンリレー小説に参加させていただいてとても楽しかったので、他の作者の方達と何か一緒に出来たらな、と思い立ったのが発端です。
参加者の方々には感謝の気持ちしかありません。
募集しても集まらないかもしれないと思っていたので、参加していただけてとても嬉しかったです。
この場でお礼を言わせてください。企画に参加していただきありがとうございました!
さて、作品内容についてですが……
タイトル『デートの後で…』を担当することが決まり、どんなお話にしようか悩みに悩んだ挙句、甘々……ではなく、タイトルをオチにすることにしました。
作品中での説明がうまく出来ていませんが、鎌先くんと一緒にチョコを買いにお出かけしたのが『デート』という位置づけになっております。
鎌先くんは『豪快な人』のイメージだったので、とにかく声が大きいだろうな、と安直に考えました。そこからイメージを膨らませて、彼の『声』に救われる、恋をするヒロインが出来上がりました。
鎌先くんは恋をしたらきっと一直線だと思うのです。でも不器用そうなので、あれこれ策略を巡らせたりはできないタイプ。根が素直そうなので、真っ直ぐ相手にぶつかりそうだけど、どこか気恥ずかしさが勝ってしまって、イケイケ押せ押せは出来ない。
だけど、本人が意識しないところで、彼の真っ直ぐなところが魅力としてヒロインの目にうつるんじゃないかなぁと。
『彼だけが味方』というシチュエーションも今回のポイントになりました。理屈ぬきに信じてくれるって大きな力になると思うんですよね。
それが好きな人ならなおさら。
初めて鎌先くんをメインに描いたこの作品が、少しでも皆様に楽しんでいただけたら幸いです。拙い部分も目立ちますが、今書ける精一杯の作品です。
ハッピーバレンタイン!
あひるにーな