第28章 青の心
・・・・・・・おいおいおい、
《おかあさぁ~ん・・・どこぉ~?》
『ぎゃ、ぎゃっぁぁぁあ!?
うしっ後ろ! 後ろにお母さん居るって・・・!!』
【桃井】
「きゃぁあ! お母さんがっ!!」
【黒子】
「血まみれですね」
テツ冷静すぎ!
・・・これ、めちゃくちゃ怖い、な、
ストーリー的には、ずっと信じていた母親は霊に取り憑かれていた亡き人でー・・・みたいな
まぁこわい
しかもジェットコースター感覚だから余計に
【緑間】
「ふごっぉぉぉおおお!!!!」
【紫原】
「あ、あの子の持ってるお菓子、コンビニ限定のやつ~」
緑間、おまえはお化け屋敷に絶叫してる訳じゃないよな
つか紫原、空気読めよ!?
俺が言えることじゃないけど!
【黄瀬】
「はちっ、はちっちー!
ちょ、これっ近い!!!!」
『涼太守って、お願いだから今だけ三井はちを守って!』
【黄瀬】
「はっ!! はちっちに頼られたッス!
俺、一肌脱ぐッスよ!」
『座席真ん中でよかったー!』
なにどさくさに紛れて安心してんだよ
俺も端だから距離が近い
男じゃなかったら絶叫してた
俺の中のプライドが落ち着かせてくれてる
『ちょ、あお、青峰!
なんでアンタそんなに真顔なの!?
もう真顔通り越して仏顔だよ!?』
【青峰】
「んなわけねーよ!
つーかお前そんなに余裕あんだったら席替わるか!?」
『お断りしまっす!』
即答!