第12章 なぁ、たまには慰めろよ…
指示を出し終えると海斗と斗真、夏海は部屋を出た
仁を見ると変わらず不機嫌な表情
「仁…今度からあいりにGPS着けますか?」
「あぁ、頼む」
ドンッ!
「!!これ見てくれ…!」
和馬が何かを見つけたのか立ち上がりパソコンを持ってきた
真っ黒な背景に白の文字
ーーーーーーー
New!
エンペラー様よりお知らせです
金でも薬でも何でも与えよう
下記の人間を倒せ
《報酬》
王さま➡100万円分
幹部1人➡40万円分
その他1人➡5千円分
下記の人間を犯せ
《報酬》
飯島夏海➡10万円分
橘 愛➡10万円分 (クリア済)
ーーーーーーー
「何ですかこれ?」
「裏でエンペラーってやつが動いてるらしい」
「橘はクリア済で夏海は何も書いていない…」
「それよりも問題はこっちだ…」
画面をスクロールして下に進むと
ーーーーーーー
下記の人間を私の元に連れてこい
《報酬》
松永あいり➡60万円分(クリア済)
ーーーーーーー
ガシャンッガッ!パリッーン!ガシャ!バリッ!
「チッ!どういうことだ?」
「仁!落ち着けっ!」
「あ?」
ドガッ!
仁によりガラス机と灰皿がお陀仏‥
止めに入った海斗も沈んだ
「これいつの投稿ですか?」
「ついさっきだ…」
「探せ!情報を集めろ!
書き込んだやつ特定して俺の前に連れて来い」
仁の怒声が低く響いた
~優side end~