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ひとつ屋根の下【気象系BL】

第15章 パパと呼ばないで!?(おまけ)


雅「翔ちゃーん!」

翔「うわっ!?ま、雅紀!」

俺は翔ちゃんを追いかけて自分の部屋に連れ込んだ

雅「翔ちゃん!ねーねー何で依頼断ったの?」

翔「だから、それは…その…」

雅「うん」

翔「あーもう!嫌だったんだよ!雅紀が例えふりでも誰かの恋人になるのが!!」

そう言って翔ちゃんは顔を真っ赤にして叫んだ

雅「翔ちゃん!可愛いー!」

翔「うぷっ!くっ…苦しい…バカ!離せよ!!」

俺は嬉しさのあまり翔ちゃんをおもいっきり抱き締めた

雅「…ねぇ翔ちゃん…キスしても良い?」

翔「え?う…うん…ふっ…ぁ…」

俺は歯列をわって舌を差し入れ深く口付けた…
翔ちゃんは段々息が苦しくなってきたのか、俺の背中を叩いてきた

翔「ふぁ…ん…はぁ…ぁ…」

トロンとした眼で俺を見つめてくる翔ちゃんに俺は我慢が出来なかった…

雅「翔ちゃん…良い?」

翔ちゃんは理解した様で、顔を赤くして無言で頷いた

雅「翔ちゃん…好きだよ」

翔「ぁ…ま、雅紀…」

ベットに押し倒しシャツのボタンを外そうとした時…

さ「雅紀お兄ちゃーん!」

翔・雅「うわー!?」

突然さくらちゃんが飛び込んできた

雅「さ、さくらちゃん!?どど、どうしたの!?」

さ「お兄ちゃんが居なかったから探してたの!…何してたの?」

雅「え?うわわっ!な、何でもないよ!」

俺は慌てて翔ちゃんの上から飛び降りた…あ、アブねー…

さ「ふーん…」

智「おーい、どうしたんだ?」

雅「な、何でもないよ!」

俺達の声を聞いて智兄もきちゃったよ…グスン

翔「さくらちゃん、どうしたの?」

さ「さくら、雅紀お兄ちゃんのお嫁さんになるの!」

智・雅「ええーーー!?」

翔「・・・何で智くんも驚いてるの?」

智「え?何でだろ?」

さ「だから雅紀お兄ちゃん取っちゃダメなの!」

・・・俺、初めてプロポーズされちゃった…

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