• テキストサイズ

ひとつ屋根の下【気象系BL】

第96章 明けない闇、新たな光(2)


~雅紀side~

雅「おはよー」

潤「あ、おはよう雅紀兄さん。昨夜はありがとう」

雅「?昨夜って?」

潤「翔兄さんの側にいてくれたんでしょ?部屋に行ったら一緒に寝てたから」

あー…それか。潤が来たの気付かなかったな…

雅「声掛けてくれて良かったのに」

潤「だって良く寝てたから。久しぶりだよ、翔兄さんのあんな穏やかな寝顔見たの」

…あれ?

雅「何で?翔ちゃん潤と一緒じゃないと寝れないんでしょ?」

潤「確かにそうだけど、でも何時も眠りは浅いみたい。俺が身動ぐと必ず目を覚ますから」

え?そ、そうなの?そう言えば翔ちゃん、俺が起きてもまだ寝てるもんな…

そんな話をしている矢先に

翔「おはよう…」

翔ちゃんが起きてきた

潤「翔兄さんおはよう」

雅「あ、おはよう翔ちゃん」

翔「お、おはよう…き、昨日はありがとう…雅紀」

何故か翔ちゃんは顔を赤くしていた

雅「翔ちゃん、顔赤いけど大丈夫?もしかして熱が…」

翔「だだ、大丈夫!何でもないよ!お、俺顔洗ってくる!」

そう言って翔ちゃんは洗面台に走っていった

雅「…ど、どうしたの?翔ちゃん…って潤何で笑ってるの?」

潤「だ…だって翔兄さんさっき顔洗いに洗面台行ったんだよ?向こうに行くの見えたから…」

雅「へ?」

どういう事?

和「つまり照れ隠しでしょ?素直じゃありませんねー…翔兄さん」

潤「あ、和おはよう」

照れ隠しって…え?

/ 718ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp