第91章 甘い罠には気を付けろ!?
~和也side~
昼のピークも終わり、潤くんは買い出し、智兄さんと雅紀兄さんは依頼で出掛け、翔兄さんは上の事務所に行った為、俺一人で店番をしていた
<カランカラン>
和「いらっしゃい…ませ…」
「こんにちは♪潤ちゃんいるザマスか?」
…ザマスのおばさんが来たよ…
和「すみません、只今出掛けておりますので」
ザ「あら、そうザマスか…でもすぐ戻ってくるわよね?待たせてもらうザマスよ」
ゲ!最悪…
和「でも何時戻るかは…高柳様もお忙しいでしょうし…私で良ければご用件をお伺いしますが」
ザ「大丈夫ザマスよ。今日は何にも予定がないから…あ、コーヒーいただける?」
和「…畏まりました」
予定ぐらい入れておけよ!って言うかあんた何時も暇してるだろ!
しょうがないからコーヒーの準備をしていた所に、潤くんが帰って来た
潤「ただいまー。和、一人で店番させてごめんな」
和「あ、潤くんおか…」
ザ「潤ちゃーん!お帰りザマス!」
潤「た、高柳さん…いらっしゃいませ…」
あ、潤くん顔がひきつってる…
何であのおばさん気が付かないかな…
ザ「今日は潤ちゃんにプレゼント持ってきたザマスよ」
潤「え!?と、とんでもない!そんな事していただく訳には!」
だよな…あのおばさんのせいで以前偉い目にあったからな…(第26章)
ザ「これ、潤ちゃんの為にワザワザ取り寄せた最高級チョコレートザマスよ!」
とか言いながら今度は何入れたんだ!!