• テキストサイズ

ひとつ屋根の下【気象系BL】

第6章 新しい仕事(開店)


~翔side~

潤「お待たせー」

雅「待ってました!」

智「腹へったー」

翔「潤、悪いな。お前も疲れてるのに…」

潤「大丈夫だよ。はい、翔兄さん」

翔「ありが…」

潤が作ってくれた料理、それは…


翔「オムライス…」

潤「うん、俺決めてたんだ。一人前になったらまず最初に翔兄さんにオムライスを作る…って」

翔「だからお前、あの日以来オムライス作らなかったのか?」

潤「俺がここまでこれたのもみんな翔兄さんのおかげだよ。ありがとう、翔兄さん…」

翔「潤…」

俺の気がつかない間に潤はこんなに成長していたんだ…

和「冷めない内に食べましょう。翔兄さん」

翔「…うん…」

潤「…どう?」

翔「…すごく…美味しいよ」

潤「良かった…」

潤の作ったオムライスは、お世辞抜きで本当に美味しかった…けど、流れ落ちた涙のせいか少ししょっぱい味がした…



/ 718ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp