第2章 合宿編
貴「ええと、これで失礼しますっ!」
私が行こうとしたら
黒「ちょっと待ってよ、それ、重いでしょ。運ぶの手伝うよ!俺は黒尾鉄朗って言うんだ。クロって呼んでくれ」
く、クロさん…なんとお優しい!実際重いし、悪い人には見えないからお言葉に甘えようかな。
貴「私は神崎神崎ももかって言います!えと…お言葉に甘えていいですか…?」
黒「もちろんだ!あ、コイツは孤爪研磨だ」
孤「よろしく。研磨って呼んでいいからね」
不思議だな…私はいつも初対面の人は年齢がわかったり、あからさまに年下じゃない限りさん付けなんだけど、研磨君は研磨君でいい感じがした。
貴「よろしくお願いします!クロさん、研磨君!」
私がニコッて笑うと2人は顔を赤らめた。
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館の目の前まで荷物を持ってきてくれた2人。
貴「ありがとうございました!!」
黒「おう!」
孤「また…ね」
貴「うん!!」