第8章 IH編
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体育館を出た。みんなの背中は悔しそうで寂しそうで。
貴「み、みなさん、お疲れ様でした…」
ゼリーを渡す。
澤「おう、ありがとう」
西「やったな。 神崎ももかのゼリーだ。」
みんな、私のゼリーを喜んでくれたけど、なんだか空気が重い…なんとかしてあげたい。
その後、監督がご飯を奢ってくれた。
烏「ちゃんとした飯を食え。」
沈黙が漂う食事。空気が重い。でも、箸がどんどんのびてくとこはさすがとしか言いようがない…
みんな…もちろん、私の目からも自然と涙が出る。言葉のない涙。
やっぱり…悔しいじゃん。