第1章 はじめの話
「エリ?なに考えてる?悪い子だ」
咎めるように数回子宮口をごつごつ突かれて、腰が跳ねる。
「ねぇ、エリの胎内熱くて俺のペニスに絡み付いてくるよ、とても気持ちいい。エリも気持ちいい?気持ちいいよね?腰が揺れてる。いやらしい娘だね」
抗議したくとも手を離して貰ってない。
抵抗しようと手を動かそうとしたら頭上で一つに繋がれている事に気付いた。
「ん…む、ぅっっ!!」
手から逃れようと頭を振るとクスクスと笑い声が落ちてくる。
「それで抵抗してるつもりなの?可愛いだけだよ。ねぇ、この事ユウリが知ったらどう思うかなぁ?自分が俺を呼んだせいでお姉さんがレイプされたって思うかなぁ?エリは俺をレイプ犯として通報したい?そうしたらきっとユウリのメンタルはボロボロになっちゃうねぇ。ふふ、ねぇ、エリ、どうしたい?誰かにこの事話しちゃう?」
そうして私の口から手を外した彼は歌うように楽しそうにそう言った。
「最低…自分のしてる事分かってるの?」
「ワオ!怒った声も可愛いね!俺、エリの事凄く気に入っちゃったなー、ふふ、ユウリにバラされたくなかったらこれからも俺とセックスしてよ」
「何言って、っあん、ぁ、ぃや、はぁ…んっ、ぁあっ」
さっきまでのゆっくりした動きとは打って変わって、パンッパンッと激しく肌がぶつかる音と、ぐちゅっずちゅっ、と思わず耳を塞ぎたくなるような卑猥な水音まで聞こえてきて泣きそうになった。
緩急をつけて胎内を突かれ、口からは矯正が溢れて、うまく話すことができない。
はっ、はっと男の興奮した息遣いに彼も余裕が無くなっているのを感じた。
「ねぇ、エリ、いいでしょ?また俺とセックスしてくれるよね?それともユウリにバレてもいい?」
「や、だめっ勇利に、はっ、絶対言っちゃだめぇっ!わかったから、あぁ、ん、セックス、するから、言わないで!」
「いい子」
ねっとりとして、欲が全面に出たテノールが耳を擽ると同時に、彼は私の子宮口にぐりりと亀頭をくっつけて、どぴゅっどぴゅっと精を放った。その衝撃で私もイかされてしまった。
また2人で気持ちいいことしようね、大丈夫、俺はエリの体調もちゃんと考えてあげるからね
楽しそうに話す彼は結局朝まで私の胎内から出ていくことはなかった。