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【名探偵コナン】【まじっく快斗】0時ジャストのシンデレラ。

第1章 12月24日。


「そろそろ帰るか、蘭。」
『工藤新一』の姿と声で言うのはちょっと胸が痛むけど、
本人が『騙されて』くれるみたいで素直に手をとってくれたから。
後ろにいたコナンくんが急いで先に帰ったのを確認して、
できるだけゆっくり歩いて蘭ちゃんの『家』まで
わりとどうでもいい世間話とかをしながら送った。
そのどうでいい、の中で毛利さんが帰ってこないのと
コナンくんなら博士のところでパーティーだから泊まってくるよと
また、少し嘘をつく。
実際は副作用の確認と・・・ここまでやったからせめて博士の家の片付けくらいは
やってもらうつもりだったり。

「おやすみ。」
だけ言って、蘭ちゃんはそのまま自分の部屋。
オレは事務所の方に直行で。
変装すんのも結構大変なんですよー。
なので。

今夜食べるつもりだったごちそう、盗ませてもらいました。

明かりをつけないままの探偵事務所で。
せっかく、作っておいてくれたごちそうなんだから。
今夜中に食べたいだろ?
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