第27章 帰宅
二「では、嵐を代表しまして大野さん」
大「俺?」
櫻「帰宅しないと…」
《楽屋にて》
櫻「えー!やだよー!」
大「お願い、一回だけでいいから」
櫻「なんで俺がそんなことするんだよ」
ガチャッ
相「なになに?どうしたの?」
松「翔くんがリーダーのお願い断るなんて珍しいな」
二「よっぽど無理なこと言ってるんじゃないですか?」
せっかく翔くんとふたりきりでチャンスだったのに3人が楽屋に戻ってきてしまった…
松「え?それって…」
松潤がテーブルの上に置かれた物を見て驚いた。
二「…まさか、大野さんそれ…」
相「大ちゃんこれどうするつもり?」
相葉ちゃんがテーブルの上の物を手に取って広げた。さっきの収録で飾ってあったメイド服。
大「翔くんに来て貰うに決まってんじゃん」
二「はぁ~、あなたねぇ…」
ニノがあきれた顔をした。
大「なんだよ!」
松「翔くんが着るわけないだろ」
松潤も呆れてる…なんだよふたりして。
大「え~、だって絶対似合うよ」
二「似合う似合わないじゃないでしょ…誰かに見られたらどうするんですか」
大「だからお前らが帰ってくる前に着て貰おうと思ってたんだよ」
松「いやいや、俺らじゃなくて他の人に見られるのが問題なんだよ」