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楽屋のナイショ噺 《気象系BL 短編》

第25章 親友


大「じゃあ、俺と『スタンドアップ』やろ」

櫻「いいけど皆でやった方が楽しくない?」

大「ふたりだけでやりたいの!」

櫻「そうなの?ならいいよ?」

翔くんと向き合って手を繋いで座る…

息を合わせる為にお互いの目を見詰める。

ちくしょー!やっぱり可愛いじゃねぇか!相葉ちゃんに先越されるなんて…家でやっとけば良かった!

櫻「智くん、行くよ?せーの!」

お互いに引き合ったところで腕の力を抜いた。

櫻「うわっ!」

翔くんが後ろにひっくり返ったから頭をぶつけないように腕でカバーする。

櫻「ん~っ!」

ガチャ

松「なにやってんだ?!」

倒れ込んだ翔くんの上に覆い被さって更に唇までいただいちゃった💕

二「あ~、おじさんとうとう楽屋で襲っちゃいました?」

大「だってさぁ、相葉ちゃんが翔くんと抱き合うからぁ」

松「なんでそんなことしたんだよ」

相「ノリでつい」

二「大野さんにそんなこと通用しないの分かってるでしょう?」

相「ごめん…」

櫻「相葉くんが謝ることないよ…頼んだの俺だし…ごめんね相葉くん…」

相「翔ちゃん…」

櫻「相葉くん…」

見詰め合うふたりの間に割って入った。

大「だーかーらーそういうのがダメなのぉ!」

松「ほんとにせっまい男だな」

二「翔さんに愛想尽かされるのも時間の問題ですね」

大「えっ?そうなの?翔くん愛想尽かしちゃう?」

櫻「ううん、そんなことないよ?だって愛されてるってことだもんね?」

翔くんが微笑んでくれた。

大「翔く~ん💕」

櫻「うわっ!」

また倒れちゃった♪ついでにキスも💕

相「大丈夫?ふたりとも」

二「相葉さん、もうほっときましょ…」

相「なんで?」

二「翔さんも喜んでるようですし…てか仕組んだの翔さんでしょ?」

松「仕組んだ?」

二「えぇ、おそらく仕返しですよ。
満島くんと大野さんが仲良くしてたから…相葉さん使ってヤキモチ妬かせたんでしょ」

相「え?俺利用されたの?」

二「残念ながらそうゆうことですね…」

相松「……」

櫻「智くんもう降りて?続きは家に帰ってからね💕」

大「えぇ~、今すぐがいい~💕」

二「…さすがにそれは止めて貰えますか…」


おわり
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