• テキストサイズ

楽屋のナイショ噺 《気象系BL 短編》

第25章 親友


満「お互い信じあって、せーの!」

大満「「イエーイ!」」


《楽屋にて》

櫻相「「せ~のっ!」」

相「ほっ!」

櫻「よっ!」

櫻相「「イエ~イ!」」

ガチャ

大「なにやってるの⁉」

楽屋に入ると翔くんと相葉ちゃんがふたりきり。

しかも抱き合ってる!なんでっ?!

櫻「おかえり智くん」

相「おつかれ大ちゃん」

いまだに抱き合い続けてるふたりが顔だけこちらを向けた。

翔くんの腕を掴み相葉ちゃんから引き離した。

首を傾げる翔くん…自分がやらかしてるの分かってないの?

大「なにしてるの?」

櫻「え、智くんと満島くんがやってたやつ、『スタンドアップ』だっけ?」

相「これ楽しいね~ニノと松潤帰ってきたら5人でやろうよ」

ニコニコの笑顔で話す相葉ちゃんを見てると悪気が無いのは分かる…

でもさぁ翔くんと抱き合っちゃ駄目だよねぇ。

櫻「あ、あとあれも格好良かったよね」

相「これでしょ?」

翔くんと相葉ちゃんが向き合って

相「お~、ひさしぶり~」

櫻「ひさしぶり~」

お互いの体を指で差し体をぶつけ合ったふたり…

はぁ~?翔くんの胸突っついてんじゃねぇよ!

しかも胸と胸合わせるって…

相「あれ?大ちゃんどうしたの?」

櫻「智くん?」

俺の不機嫌さにやっと気がついた翔くんが俺のところに寄ってきた。

櫻「…あの、智くん?なんで怒ってんの?」

大「はぁ~?分かんないの?」

櫻「分かんないよ…」

大「さっき相葉ちゃんと抱き合ってたよね?」

櫻「え、でも智くんも満島くんと抱き合ってたよね?」

そう言われればそうだけど…

大「それに胸触らせて…」

櫻「触らせてってちょっと触れただけでしょ?
それも智くんしてたじゃん
親友の挨拶でしょ?俺と相葉くんがしたって問題ないじゃん」

う~、ああ言えばこう言う…翔くんに口で敵わないのは分かってる…けど翔くんに触れて良いのは俺だけなの!
/ 121ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp