• テキストサイズ

楽屋のナイショ噺 《気象系BL 短編》

第22章 恋敵?3


小栗「大野くん、愛してます」

大「ありがと」

櫻「…受け入れた」


《楽屋にて》

櫻「今までお世話になりました」

翔くんがソファーの上で正座して俺に向かって頭を下げた。

大「え?え?なに?どういうこと?」

そう言うと翔くんは頭を上げてニッコリと笑った。

櫻「小栗くんの愛の告白受け入れたよね?
もう俺必要ないでしょ」

大「えっ?冗談だよね?」

櫻「何が冗談?俺は本気だけど?」

大「何で?翔くんだって今まで何回もコクられてんじゃん」

櫻「でも『ありがとう』なんて笑顔で答えたことないよ」

大「それはそうだけど…」

櫻「と言うことで、小栗くんとお幸せに…」

立ち上がった翔くんの腕を慌てて掴まえた。

大「ちょっと待ってよ
だって小栗くん奥さんいるじゃん
あっちだって本気で言ってないよ」

櫻「…ふ~ん、本気じゃなければ愛の告白受け入れていいんだぁ 
よ~く分かったよ、じゃあ俺もこれからそうしよ」

大「それはダメでしょ!」

櫻「なんでだよ?おかしいだろ智くんだけ許されるなんて」

ガチャッ

松「あ~ぁ、やっぱり揉めてた」

小「ごめん、大野くん、翔くん」

松潤が小栗くんを連れて楽屋に入って来た。
/ 121ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp