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楽屋のナイショ噺 《気象系BL 短編》

第18章 3K


大「でも今日のアイツは高学歴だからって理由だったぞ!」

松「それこそどうにもならないだろ?
今更翔くんの学歴変えられねぇし」

二「そうですよ、だいたい学歴だけで選ぶなんて今どき少ないですよ?
高学歴でも就職難しいみたいですし」

松「昔は結婚の条件3Kなんて言ってたけどな」

相「3K?」

松「高学歴、高収入、高身長」

相「いつの時代?」

ニ「バブリーな頃?
今はそんな事気にしてる人いないでしょ?」

松「それでいったらリーダー、翔くんに何一つ敵わねぇしな?」

大「……」

相「大ちゃん落ち込んじゃったよ?」

櫻「智くん、俺そんなこと全然気にしてないよ?
俺は智くんだから好きなんだよ?」

大「じょう"ぐ〰ん
ごめんねぇ、情けない旦那で…」

櫻「いいんだよ?智くん情けなくなんかないよ」

二「あ~、泣き出しましたよ…」

相「てかさぁ、いつから旦那?」

松「まぁ、結婚はしてないよな?」

二「最初から3Kなんてどうでもいいでしょ
ふたりともそこそこ稼いでるんだから」

松「だよなぁ」

相「でも、リーダーからすれば翔ちゃんって3K なんだね?」

二「そう言われれば」

大「……翔くん、俺のことお嫁に貰ってくれる?」

櫻「えっ?いいの?今更?
無理しなくていいよ?」

相「あのふたりなに言ってんだろ?」

二「上か下かの話でしょ?」

松「これで翔くんの方が上手かったらリーダーどうすんだ?マジ立場なくね?」

松潤がニヤニヤしてる。

チクショー!

大「…やっぱりやめる!
俺、3Kじゃなくても翔くん満足させられるように頑張るから!」

櫻「智くんはもう充分頑張ってくれてるよ💕」

大「え〰?そうなの~?俺頑張れてる?」

櫻「うん!」

大「じゃあ、今日も頑張っちゃおうかなぁ♪」

櫻「え〰、やだぁ智くんてばぁ💕」

大「さぁ!帰ろ、翔くん💕」

相二松「……」

松「あの人仕事頑張ってくんねぁかなぁ…」

二「難しい願い事ですね…」

おわり
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