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楽屋のナイショ噺 《気象系BL 短編》

第13章 逆襲


松「俺はもう考えてあるから楽しみにしといて?」

櫻「ありがと〰♪」

笑顔を松潤に向ける。

可愛いなぁ。松潤に見せるには勿体ない!

二「で、実際どうなんです?翔さん。
大野さんから指輪貰いたいんですか?」

櫻「え~?ゆびわ~?
なんで~?」

そう言って見せる笑顔は綺麗なんだけど…

なんだ⁉さっき松潤に見せた笑顔とは明らかに違うぞ⁉

相「…今気温下がらなかった?」

松「…顔で笑ってってやつか…」

二「ですね…翔さん内心かなりお怒りの様です
笑顔が綺麗過ぎて恐いです…」

松「俺も…笑顔見て背筋が凍るの初めて体験したよ…」

相「ニノが余計なこと聞くから…」

二「えっ!私ですか?」

櫻「ニノは悪くないよ~
今更指輪用意されてもね~
サプライズ感がないじゃん
そんな嬉しくないよ~」

そうは言ってるがさっきから笑顔が変わらない。

松「……なんか気温また下がった?」

相「大ちゃん、翔ちゃんに指輪買ってあげて
これ以上気温下がったら俺たち凍えちゃう!」

二「早く買ってあげてください
大野さんから貰えば嬉しいはずですから!」

大「おぉ、わかった!
翔くん、買いに行こ!」

櫻「え〰⁉今日は行かなくていいよ~」

んっ⁉また気温が下がった?

櫻「今日わぁ俺が智くんにリングハメテあげるぅ
ず〰っと外さないでねぇ〰♪」

相二松「………」

大「いや〰〰っ‼‼」

翔くんに引きずられる様に楽屋を後にした。

松「…俺、はじめてリーダーに同情したかも…」

           
おわり
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