第38章 睡眠不足
松「そうは言うてもさ、翔くんだって同じ条件だろ?それなのになんで眠そうなのはリーダーだけなんだよ」
大「あ、えっと、それはぁ…」
松「なんか怪しいんだよな」
二「大野さん、ほんとのこと言いましょうか」
大「翔くんは疲れてたから先に寝ちゃって…」
松「ふ~ん先に寝ちゃって…の、その後は?」
さすが0.1%の真実を探す男だな。追及が厳しい。
二「翔さんが溜まってるんだったらあなたも相当溜まってたんでしょうね」
大「……」
二「大野さん、目が泳いでますよ?」
松「正直に言えよ。今更リーダーが何してようと誰も驚かねぇよ」
大「…寝てる翔くん相手にシテた」
松「はぁ~そんなことだろうと思ったけどさ、あんた鬼だな。疲れて寝てる人間相手に」
大「だってぇ…」
櫻「松潤やめて、智くん悪くないんだから!」
翔くんが俺を庇うように抱きしめてくれた。
大「翔く~ん、ごめんねぇ…」
櫻「違うよ、智くん悪くないってば…智くんにつきあいきれなくて先に寝ちゃった俺が悪いの」
二「翔さん、相変わらず大野さんに甘いなぁ。寝てるとこ襲われてるんですよ?普通なら怒るでしょ」
櫻「襲われてないもん…寝てる間も俺のこと愛してくれてたんだよね?」
首を傾げ大きな瞳で俺のことを見つめてくる翔くん。可愛すぎ~♪
大「うんっ!どんな時も翔くんのこと愛してるよ❤」
翔くんをぎゅっと抱きしめ返すと嬉しそうに微笑んでくれた。
櫻「うふっ❤」
二「まぁ、翔さんが良いなら良いんですけどね」
相「それで?結局何時くらいまで起きてたの大ちゃん?」
大「何時だろ?翔くんが寝てから30分後くらいには寝てたけど」
櫻「じゃあ、6時くらい?」
大「だね、外明るくなってきてたし」
相二松「………」
相「あのふたりの一晩中ってほんとに一晩中なんだね」
二「こうなってくると翔さんのタフさを尊敬します…」
大「翔くん、今日はまだ時間早いから早めに寝られるように頑張るね❤」
櫻「うんっ❤」
松「まだする気かよ…」
相二「……」
おわり