ホストクラブ『Dear』.【Hey!Say!JUMP】
第2章 相談 【薮宏太】
「失礼します...。」
私はおそるおそる扉を開けた。
気分転換に、話だけでも聞いてもらおうかなと思った。
外見もホストクラブにしては落ち着いてたし。
「いらっしゃいませ、ホストクラブDear.にようこそ。
こちらからお好きなホストをご指名ください。」
店員さんらしき人がホストの人の名前がかかれたメニュー表みたいなものをくれる。
「えと...じゃあこの薮さんで。」
「薮でございますね?了解いたしました。ではこちらの部屋でお待ちください。」
店員さんは私を個室に案内してくれて、私はソファに座る。
薮宏太さんってどんな感じの人なのかな?
優しそうな顔をしていたから話は聞いてくれると思うけど。
「失礼します。」
そんな声とともに現れたのは...
「初めまして、薮宏太です。」
薮さんだった。