第73章 あの夜の怪我の真相
★ジミーストーリー★
やっぱりついていった方が良かったかな?
でも監察の俺ごときが出しゃばって良いのか?
迷っていたら副長が廊下の向こうから歩いてきたから
声をかけた。
山崎
「副長!」
土方
「山崎か、どうした?」
山崎
「今、女中の佐藤さんが1人で局長の部屋へ用事があるからと向かったんですが…その薄着なんです…危険なんで様子を見に行ってくれませんか?」
土方
「確かに…あぶねーな、分かった行ってみるわ。
つかお前…足大丈夫か?」
なんとか副長に様子を見に行ってもらえることになって良かった…
それから暫くは…
佐藤のあの夜の姿が頭から消えなかった。