第7章 使
みわ
「えと…ジャンプと…栄養ドリンクと……タバコ…マヨ……」
メモを見ながらテクテク歩いていると、
クゥ〜ン
と仔犬のような小さな小動物の鳴く声がした。
(…仔犬かな?何処かな!触りたいなぁー)
でも、周りを見渡しても仔犬の姿とか小動物の姿は見当たらない。
みわ
「聞き間違い…かな?」
ガッカリして歩き出そうとしたその時…
近くの民家から小学生くらい男の子が酒を片手に凄い勢いで出てきた。
みわ
「ん?」
そして次の瞬間…
家の横に置いてある犬小屋の中にいる
サングラスをかけた男の人に餌(酒)を与えた。
(´⊙ω⊙`)
(…………見なかった、私は何にも見てない…」
お使いの最中、私は人間の闇を見た。