第68章 月日は意外と早く過ぎるから毎日楽しくね
月日は流れ、
もう夏の季節。
結
「パパ…いや!」
山崎
「え!?なんで!!?」
山崎さんは監察として変わらずお仕事や良い夫として頑張っています。
そして結と繋は1歳になりすっかりあんよもできるようになりました。
最近、結はパパといやとマンマとママと言う単語を覚えて、
四六時中そればっかり言ってます。
繋
「にゅうにゅう!!」
繋は動物図鑑が大好きです。
牛のことを何故かにゅうにゅうと言ってます(笑)
シバタは……
シバタ
「U・x・Uワン!」
警察犬としての素質を買われ
来月から真選組で隊士さん達と見回りをするのが決まりました。
総悟さんは、
私の大きくなっていくお腹と共に徐々に父親という自覚が芽生えてきて
しっかりしてきたとは思うけれど…
沖田
「みわって横になると子持ちシシャモみた……」
みわ
「酷い!!総悟さんなんて嫌い!!」
沖田
「今なんて言った?嫌いって言ったよねィ?
俺ァ、そー言うのマジで怒るからねぇ〜〜」
みわ
「そうですか!!ではご勝手に!」
沖田
「ちょっ!待って!!みわ!!ちょっとー!!怒んないでって!!
嘘ーー、嘘です!!」
同い年だからやっぱり2人ともまだまだ子供で喧嘩ばかりだ。
みわ
「退さん…酷いんです総悟さんが私のこと…」
そんな時は歳上で優しい退さんに助けを求める
山崎
「沖田隊長も父親になるんだからみわちゃんに優しくしないとだめだよ。今デリケートな時なんだから。」
やっぱり人生の先輩は違う
結
「パパ……いや!!」
山崎
「ちょっ!結ちゃん!!シーーッ!!もうそれだめ!!」
沖田
「ププッ…」
みわ
「フフッ……」
最近は頼れる退さんと一緒にいる時間が長いです。
なんだか…マタニティーブルーなのか沖田さんの一言一言が心にグサグサ刺さって痛くて…
そんなわたしを退さんは気を遣ってくれて…
以前より私は退さんに甘えています。