第66章 沖田さんの子供を妊娠した
みわ
「ッ……」
口を押さえてうずくまるみわ
山崎
「大丈夫?横になろう?ね!」
みわ
「はい…」
俺は近くに横向きに寝かせた。
山崎
「こんな状態で働けるの?」
みわ
「大丈夫です」
山崎
「はぁ……」
どうすれば良いか…
それはもう俺が決める事が出来ない命。
俺は迷わず沖田隊長に連絡をした。
俺が沖田隊長に電話している横で不安そうな顔をしているみわちゃん。
沖田隊長は直ぐに来ると言って電話を切った。
山崎
「もうすぐ沖田隊長くるから…」
体調が悪いのか弱々しく頷く
10歳も離れているから尚更可愛くて仕方がないみわちゃん。
いつも若いからって言われないように、一生懸命家事に育児に頑張ってる姿は…本当に愛しい…
何処か許せない気持ちがある中それでも一緒にいたいと強く思う…
お腹の子の父親を沖田隊長が拒んだら俺が育てる!ってもう決めてるくらい……
やっぱり大好きな嫁は嫁だ。