第66章 沖田さんの子供を妊娠した
オレンジ色の帰りの道…
私の心は揺れていた。
この子を産みたい…
退さんにお腹の子が誰の子か内緒にして産もうかとか…
(でもそれって人としていけないことだよね。)
みわ
「痛ッ!!」
頭に鋭い痛みが走った後、
記憶が鮮明になってくる。
みわ
「あれ…わたしは……退さんに嫌われて……真選組のほうが大切だって言われ……たんだ!!」
(それで、わたし、沖田さんと恋仲に….…)
だけどここ最近会えてないし…
今更一緒になんて都合良過ぎるよ…
(私は私なりにこの子を産んで育てる!)
夕陽に向かって1人誓った。