第64章 眼が覚めるとそこは家だった
みわ
「………」
台所で朝食を作っている。
(なんかこうじゃないような……)
みわ
「…」
"タッタタタタタタタ…"
朝から元気なシバタくんが朝ご飯の催促にきた。
みわ
「シバタ…だめよ。パパ食べてないでしょう?
パパ…ママ…結と繋が終わってからだよ。」
シバタ
「U・x・Uヴッヴ……」
みわ
「唸っても駄目よ。ほら、今日はパパお休みって言ってたよ。
一日中お散歩してっておねだりして……」
(なんか……あれ?……なんか……)
シバタ
「U・x・Uワンワン!」
みわ
「仕方ないなぁ……1つだけよ?」
私は引き出しにしまっておいた、
良い子のジャーキーを与えた。