第57章 2Lの女①
★ジミーストーリー★
桜
「先輩!おはようございまーす。」
吉村
「おはよう。」
山崎
「おはよう……」
桜
「どうしたんですかー?先輩?なんか、元気無いですね?
もしかして奥さんとまた喧嘩でもしましたー?(笑)」
山崎
「ちげーよ!!つうか!またってなんだよ!またって!!!」
桜
「あははは(笑)」
山崎
「あははは(笑)じゃねーよ!!」
吉村
「…副長に呼ばれたんだろ?何か言われたか?」
(桜と違って吉村は鋭いな…)
山崎
「そうなんだよ………
ほら…仲間だよ…挨拶して。」
桜
「(。・ω・。)だれだれ〜?」
吉村
「(・ω・)?」
俺は廊下にいる菜乃花に中へ入るように促す。
足取り重く監察室に入る菜乃花
山崎
「今日から仲間になる菜乃花さん…
ほら皆も自己紹介しよっ!」
菜乃花
「……」
やっぱり何も話さないけど、
今回はぺこっと頭を下げた。
桜
「あのさー、社会人なら挨拶くらいできなきゃ駄目なんだよ?
こうやって山崎先輩が貴女のこと紹介してくれたのに、
貴女がそんな態度をとるって失礼じゃないのぉ〜?」
(さくらさん!大正解です!!)
吉村
「…俺、吉村。宜しく(・ω・)」
(気まずい空気の中!よく自分から自己紹介したよ!!
やっぱ、吉村尊敬するわ。)
桜
「私は桜(ㆀ˘・з・˘)」
(ちょっと!!桜さん!!?
なんでそんな顔しながら自己紹介すんの!!
怯えちゃうでしょーが!!)
山崎
「で…俺は山崎、改めてよろしく。」
菜乃花
「(´・_・`)」
だけど何も反応もせず暗い顔をし続ける菜乃花。
桜
「先輩〜、私イライラしてるんで屯所の庭で叫んできて良いですか?」
山崎
「駄目!」
(最後の切り札はどこにも行かせねーよ!!!)
桜
「( *`ω´)〈ケチ!!」
山崎
「ちょっと!なに!その態度!!」
桜と俺が何故か揉め始める
菜乃花
「(´・_・`)」