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真選組監察方山崎退と女中のラブストーリー

第6章 騒





みわ
「どうして…わたしなんですか?

他の方じゃ……」




イボ
「アンタ!!よくお聞き!

今起きてる騒動が表面化する前に…

アンターーッ!を守って欲しいと

山…山……」





篠原
「山崎です。」





イボ
「頭下げにきたんだで!婆にお願いします守ってやって下さいってな!!

婆……一瞬…星様になった爺を思い出して、

ほうを染めただて……婆は……」






篠原
「他の誰かじゃ駄目なんです!

貴方じゃなければ…

数日間が精一杯ですが貴方の外出許可書をこちらで用意します。

どうか…側に……」





こやつは私に深く頭を下げる。




(私は山崎さんのなんでもないのに……

行ってガッカリされたりしないかなぁ……)





イボ
「アンターーーッ!!!

侍に頭を下げさせてんじゃないよぉーー!!

ほらっ!アンターー!!いきなーーーッ!!」






久しぶりにイボさんの腰がピーーーンとなった。














そのまま無理をさせてしまったら、

イボさん本当に逝きそうなので私は素直に行く事にした。







こやつが私を見送りに屯所の外までついてきてくれた。






篠原
「…無理を言って……すまない…ありがとう。

それから………伊東さんからの言伝を頼まれた。」






みわ
「伊東さんからの言伝?」








伊東
「君に惚れてしまったみたいだ。

どんな手段を使っても君を僕のものにする………

以上です….。」







彼はそれだけを私にいうと、

何処かへ去っていった。


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