第53章 降ってきた女
俺の腕の中に舞い降りてきた女は
白いワンピースなんかじゃなくて
死装束を着ていて……
ラ◯タでは飛◯石が光って浮いた設定だったけど、
女の場合、飛◯石ではなく頭の三角巾が光って浮いている。
山崎
「はっ!?何これ!?マジな天使じゃん!!!?」
俺の腕に舞い降りてきたけど、
まだプカプカしている。
(…副長…喜んでたみたいだったし…
このまま屯所に連れ帰ったら怒られるだろうな……
ラ◯タのシー◯のイメージだろうし…)
次第に女のプカプカが落ちついてきた。
三角巾も光が弱まってきている。
(あっ!これは多分アレだよね!!?
急に重たくなるみたいな!!)
俺はあのシーンを思い出して、
身体全体に力を入れる。