第48章 インフルエンザ
★ジミーストーリー★
目が覚める。
山崎
「……だるっ…」
今日1日は横になっていないといけないと自覚すると、
なんだか目が冴えてきた。
山崎
「今…何時だろう……」
寝室には時計が無いので、
ケータイで確認する。
10時過ぎ……
山崎
「はぁ……」
額に貼られたピエピタが冷んやりして気持ちが良い、
(きっとみわちゃんが貼ってくれたんだな…)
"シャカシャカシャカシャカ"
(ん?)
なんか変な音がさっきから寝室の前の廊下を行き来している音がする。
"シャカシャカシャカシャカシャカシャカ"
(この音……)
"シャカ…シャカシャカ…シャカシャカシャカシャカ…"
山崎
「……」
(間違いない!…シバタが廊下歩いてる音だ!!)
"シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ"
山崎
「何してんだよ…シャカシャカうっさいなぁ……」
(いやでも…シバタじゃないかも…….試してみるか……)
俺は廊下のシャカシャカに向かって呼びかける
山崎
「おすわり!!」
"シャカ………………………"
(や、やっぱり……)
おすわりと共に止まったシャカシャカ
シバタで間違いない