第5章 休
みわ
「綺麗……」
ダイヤが控えめで、ピンクゴールドのハートのネックレスに私は心を奪われてしまった。
値段を見る。
…………私のお給金約3ヶ月分だ。
買えない。
それならと、
私はしっかりとそのネックレスの美しさを目に焼き付けている。
これならただだから。
山崎
「佐藤さん!ここにいたんだ急に居なくなっちゃったから、
心配したよ。」
((´⊙ω⊙`))
山崎さんに急に声をかけられて身体が反射的にビクッとする。
みわ
「す、すいません……」
山崎
「いいよ、いいよ。なんか気になるものでもあったの?」
みわ
「い、いいえ!そ、そう言えば!
あの可愛い子の名前…エリザベスちゃんって言うらしいですよ!
気になったから外に居た店員さんに聞いちゃいましたっ。」
山崎
「そ、そうなんだ………」
そこから少し歩いた所に、
山崎さんオススメの甘味屋さんがあった。