第34章 恋は病
すっかりサングラスさんの腕の中で寝ている繋。
(子供が安心する人に悪い人って居ないって聞くから、
きっと複雑な理由があって別居してるんだろうなぁ……)
?
「姉ちゃん、その男はきっと……
姉ちゃんの事が好き過ぎて病んだんじゃないのかな。」
みわ
「え?…私のことですか?」
?
「現実ってやつをさ…受け入れられてないじゃないかな?男って奴はさ、一途に想い過ぎるとこあんだよな!!いや、これ、本当だよ?だからストーカーになる奴も居るだろ?」
(……そっか。)
私は一連の事を思い出す…
確かに田中さんはいつでも私に優しかった………
みわ
「あの、私に出来る事ってあると思いますか??」
?
「そうだなぁ……………」