第31章 アパレル販売員の女
俺はこれまで男としか仕事をした事がないから
なにから教えて良いか手探りで考えていくしかない。
山崎
「ここに来る前なにしてたの?」
桜
「アパレル販売員でぇ〜す。」
(・Д・)
山崎
「…全然職種違うよね……なんでこの仕事しようと思ったの?」
桜
「職安行ってぇ〜、何かお金が良い仕事ないかなぁって探してたら職員さんが〜
"君のそのアパレル販売員で培われた洞察力と観察力を活かせるとしたらコレじゃね?"
って渡された求人がこれで〜」
(職安で見つけられるの監察って!?そんな軽い感じに見られてんの!??
いや…でも……洞察力と観察力は確かに凡人よりはあるのかもしれない……
そうだ!だから副長が許可したんだろうし!
前向きに考えよう…前向きに……)