第24章 山崎と中山さん 【監察日誌】
俺は中山さんから離れ、
旅館の敷地内にある倉庫を訪れた。
"ギィーーー"
嫌な音がする重厚なドアを開けると中は真っ暗だった。
(ま、倉庫ではありがちだな)
入り口近くの壁を手で探りスイッチを見つけて電気をつける。
中は整理整頓されていて綺麗な感じだ。
(ま、これもありがち。)
山崎
「あ、やべ、剣山とか何処にあるか聞き忘れた…」
(ま、これもありがち…さあ、調べがてら見つけるか……)
手前の段ボールから開けては閉めを繰り返していく……
“ガサガサガサ”
山崎
「!!!」
人妻あは〜ん❤️と書かれた雑誌が1月から11月号とんで1月号が布で巻かれた状態で発見する。
(まあ、あるあるだな….っていうか11月号まで集めたんなら12月号も買えよ!何があったんだよ!!)
山崎
「ふぅ…….なかなか証拠も剣山も見つからないな……」
支配人 横水
「な、な、な、何をしてるんだーー!山崎君!!!」
山崎
「!!!」