第2章 契
みわ
「づがれ"だあ"〜〜〜」
早々に夕餉とお風呂を済ませ自室に敷いた布団にダイブした。
全身筋肉痛で痛い…
みわ
「明日が怖いなぁ………ちゃんと働けるかなぁ……」
そっと目を閉じた瞬間…
"ジリリリリッ…ジリリリリッ…"
自室のにある仕事用の電話の呼び鈴が鳴った
みわ
「…はぁ………出なくちゃ………」
重たい身体を引きずり電話の元に行き、受話器をとる。
"カチャ"
みわ
「佐藤です。」
Tel
「近藤だ。
こんな時間に悪いな疲れてるだろうに…
少し話がしたいんだが、今から俺の部屋に来れるか?」
佐藤
「あ…はい!伺いますね。
でも、その…着替えてから…」
Tel
「改まって仕事着に着替える必要はないさ。
こんな時間に呼び出した此方が悪いんだからな!」
佐藤
「はい…では、直ぐに参ります。」
Tel
「頼む。」
私は受話器を置くと、
寝間着の薄桃色の長襦袢に近くにあったカーディガンを羽織ると
近藤さんの自室へと向かった。