第7章 君のために出来ること
すばる「コントしにきたかどうかは置いといて
とりあえずは家の中入れて?
玄関はほら人目もあるからな(笑)」
そう言うと一人増えて二人…
昨日に続き今日も
私の家に強引に押し入ってくる(笑)
亮「まいちゃん…
ちょっとこっち来て座って?」
うちのソファーに座った二人に呼ばれ
さっきまでとは違う真面目な雰囲気に
お説教を覚悟してテーブル越しに
小さくなって座った……
亮「仕事…やめるつもりやったん…?」
「はい…。
今私がいることで
みんなの雰囲気が悪くなってるから…
みんなにはいつも…笑っててほしいんです。
いつも明るくて…驚くぐらい仲良くて…
そんなみんなが大好きだから………」
すばる「そのお前が言う"みんな"の中に
お前はおらんの……?
お前が一人おらんなって
それで解決すんの………?
そんなんちゃうやろ…
お前も俺らの仲間やんか…
誰か一人が犠牲になって
そんなんで笑えたって
何の意味もないんやぞ…?」
亮「俺も…そう思うよ…?
一人で全部抱え込まんでええねん…
辛いときは
頼ってええって言うたやろ(笑)?」