第5章 幸せの絶頂?
そんな笑いが絶えない飲み会中
突然章大のスマホの着信音が鳴り響いて…
安「あ…俺のや…俺のスマホどこ……?」
なんて散らかった部屋の中から
スマホを探しだし着信画面を見た瞬間
章大の顔から笑顔が消えて
安「ちょっとごめん………」
そう言うとみんなの輪から離れて
スマホを耳にあて喋り始める…
何でなんだろう……?
いつもと違う章大の顔に
何だかすごく胸騒ぎがする……
渋谷さんや錦戸さんと
他愛ない話で笑いながらも
私は私たちから離れたところで
電話をする章大の背中から
目が離せなかった…………