第5章 幸せの絶頂？

安田side

～7時間前～


「まい…もしかして寝た……(笑)？」


笑顔のまま机に突っ伏し

動かなくなったまいを軽く揺すると


グニャリとまいの体が揺れて

無防備な寝顔を見せたまま

俺の膝の上に着地する…



うん…これは…

あれや…

すごいかわいすぎるやつやんか………(笑)


すごいかわいいけど…

襲えないパターンのやつやんか………(涙)



そんなとてつもなく非情な状況やのに

まいは……



まい「暑い…暑い…苦しい……(汗)」



なんてぶつぶつと呟きながら

急にむくりと立ち上がり


驚くことに履いていたズボンを

勢いよく脱ぎ始める…(汗)



「まい！！

あかんちょっと待って…！？」


なんて焦りまくって制止してみたものの



まい「暑いし…苦しい…いらない」



そう呟きながら…

まいは更に服を脱ぎ捨てていく…(涙)




だから必死に

そこらへんに転がってた俺のTシャツを

掴み危機一髪まいに頭から被せて…



ギリギリセーフ…


これ以上見せられたら

安田から雄田に変身してしまうわ(汗)！



なんて安心したのも束の間…



楽な服に着替えてご機嫌なまいは

俺の手を掴み

隣の部屋までふらふらと歩くと


勢いよく俺の体をベッドに押し倒す……



密着する素肌の感触や…

甘いまいの香りに…




「ま…い…………？」



ばっくばくな心臓をひた隠し

そう名前を呼ぶと…



まいは…


俺の胸の上で

気持ちよさそうに寝息をたて始める……(涙)




もうほんま勘弁してーや……


俺を殺す気なん………(汗)！？