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しあわせのかたち

第3章 交差する想い


まいside

安田さんを残し

部屋を飛び出したあと


私はトイレに駆け込み鍵かけ

思い切り泣いた……



泣いても泣いても

涙は止めどなく溢れてきあ……



いっそのこと

気持ちを打ち明けてしまえば

楽になれるんだろうか…?



たとえそれで


みんなと居られなくなっても

今の仕事を失っても


今よりはましなのかもしれない………



私は誰かにこのぐちゃぐちゃな感情を

拭いさって欲しくて…


大丈夫だと言って欲しくて…



ポケットからスマホを取りだし


ある人に電話を掛けた………
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