第24章 親は子供を想って当たり前
サイド
私はどこだかわからない野原に来てた
ターミナルから江戸の町…全部が見渡せる場所…
暗くてわかんなかったけどここは初めて江戸に来た時に好きになった場所…
銀時「ったく、こんな遅くにこんな暗い場所ないんじゃねーよ」
「銀時…」
銀時は少し息を切らしながら私の隣に腰を下ろして寝転んだ
銀時「昔のこと思い出したか?」
「ちょっとだけ…」
私は銀時にはバレてるんだなって思う少し恥ずかしくなって膝を抱え混んで顔を下に向けた。
「ねぇ、家族ってあったかそうだね」
銀時「なにそんなシケタツラしながら言ってんだよ」
「だって…」
銀時「まだアキラがいんだろ」
「お兄ちゃん…うん…」
銀時「それに神楽も新八も定春もババァもクソ猫も高杉だってヅラだって坂本だって言いたくねぇが税金泥棒もだ……お前の家は大家族だ」
「うん…」
銀時「まだ不満なことあんのかよ」
「…銀時家はお金が少ない…」
銀時「…んなこと言われなくてもやべぇってことくらいわかってますよ…」
「でも、銀時家でよかった。
銀時家は退屈がなさそうだから」
銀時「それはよぉござんやした」