第19章 みんなが憧れる竜宮城
サイド
私たちはお姫様のところに連れてこられた。
なんでもお姫様は好きになった人との時間の立ち方が違うらしく自分が老けた姿を見られたくないがどーのこーので自分よりも周りを老けさせようって思ったらしい。
それを聞いたお妙がお姫様に意見を言ってる
お妙「それはあなたが自分自身に自信がないからではありませんか?
私たちはいつか老けます。でもあなたみたいにはなりません。
いくら老けたって心は若々しくいるつもりですから」
お妙は笑顔でそういうと玉手箱の煙に当たっておばあちゃんになっちゃった、
「私もお妙とおんなじ意見…それに。
時間がたったら誰しもが老けるよ…シワだって増えて背中も曲がっちゃう。白髪だって出て来ちゃう。だけど、私は老けたって好きな人には私自身を見て欲しい…見た目じゃなくて、周りがこうだからじゃなくて、周りにはいっぱい若い人がいようと…」
姫「お前には好きな人がいるのか?!
いないからそんなことが言えるんだ!好きな人は若々しいのに私だけシワが増えてく…私だけ時間がどんどん過ぎてく!」
「私には確かに好きとかわからないけど、あなたの言いたいことは少しはわかる…私は天人、ヴァンパイア…だから私は少し人間との時間の過ぎ方が違う。だけど、私はそれでも関係ないと思う…だって、みんなといてそんなこと考えたこともない。
みんなといると、そんなに時間の過ぎ方なんて気にならないものなんだよ?」
私は自分の思ってることを話すと血を飲んでないからかその場に倒れこんだ…
最近熱も出たそうだから多分そのときに自分で血を作ろうとでもしたのかまだ本調子じゃないのかな。
私がそんなことを思って瞼を閉じようとするとどっからか声が聞こえて来た
銀時「ーーーーーー!」
銀時だ。
銀時は元の姿に戻って崩壊しそうな竜宮城からみんなを助けて脱出した。